ホイール(タイヤ)が車に取り付けられている時、少しづつ角度がつけられてています。
この微妙な角度が少しでもずれているとバランスが悪くなり、様々な走行上のトラブルの原因となるのです。
車の走行を安定させる、タイヤの偏磨耗を軽減するなどの目的でその設定を変更したり調整を加えたりすることを「アライメント調整」といいます。

タイヤ交換、接触事故、さらにタイヤが摩耗したりパンクしたりしてしまったときや足回りを調整した場合に必要となります。
縁石にぶつかって車に衝撃が加わった場合や、同じ車に長年乗っていた場合も微妙なズレが蓄積している可能性がありますので調整を検討したほうがいいでしょう。
車がまっすぐ走らない、タイヤの片方だけが磨耗してる、こんな時は要注意です。

ホイールアライメントのズレを調整せず放置していると、タイヤの片側だけが擦り減ってしまいタイヤの寿命が短くなることがあります。
また、ハンドルが左右に流れてしまう危険性があり、走行にも影響が出る場合があるため大変危険です。
アライメントがほんの少しずれていただけで、車の操縦性は全く変わってきます。
異常を感じたらトラブルになる前にまず一度、調べてみましょう。

車を専用のアライメントテスターにセットします。
この時、空気圧が違っていると測定に影響が出る可能性がありますので適正空気圧に調整します。

ホイールの歪みを機械で読み取るためのアタッチメントを車のタイヤ四輪ともに設置します。
ホイールを痛めないようしっかりと保護をしておきます。

タイヤの位置を調整後に読み込みを行います。
読み込みを行うとPCにデータが表示されますので、そのデータをチェックしながら検査を進めていきます。

数値化されたデータをもとに調整作業に入ります。
最後にテスト走行を行い、数値だけでなく体感的にも安定しているかを確認します。
走行テストで違和感があった場合は再度調整を行い、お客様の要望に合わせた調整を行っていきます。

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